INTERVIEW

建築設計の仕事を、
夢で終わらせなかった。

#04

建築事業部 建築設計第一部 主席

唐澤 冴佳

SAEKA KARASAWA

2019年入社

インタビュー

設計したかったのは、
多くの人が集まる建物だった。

さまざまな人や街をむすぶ。その玄関口ともいえる駅の建築設計に関わりたいと思ったのが入社の動機でした。そもそも建築設計に興味をもったのは、幼少の頃から。テレビで放送されていた番組で、リフォームされていく家々を観たことがきっかけです。その興味は、中学、高校と成長しても消えることはなく、大学では建築学部を専攻。建築にまつわる勉強を通して、自分の仕事にしたいという思いがだんだんと強くなったのと同時に、たくさんの人が関わる建物の設計をしたいと願うように。そんな状況の中、ジェイアール東海コンサルタンツと出会い、普段の暮らしの中でより多くの人が行き交う駅の建築設計ができる仕事内容に惹かれて入社を決めたのです。

駅を改修するための、スタートラインをつくる

現在の私の主な業務は、橋上駅と高架駅の実施設計となります。実施設計とは、建築物の場所や規模といった大まかな仕様を検証しながら設計する“基本設計”の後の作業となり、各所の納まりや使用材料など、より細かな部分の設計をしていく業務です。入社4年目となる私はチームの一員として、地上駅から橋上駅へ改修する間に設ける仮の駅舎の設計や橋上駅の設計に関わり建物を建てるために必要な確認申請なども手がけています。もちろん業務はこれだけに留まらず、高架駅の実施設計に携わった際は、駅舎の平面、断面、重要な部分の詳細図の作成と修正も担当。先輩や上司から助言をいただきながら、よりスムーズに作業ができるよう努めています。

先輩と後輩が、
社内コンペの優秀作へ
導いてくれた。

どんなに努力しても、困難な局面を迎えることはあります。以前、ある駅の建て替えをテーマに、チーム対抗で社内コンペが開かれました。プレゼンまで3週間という短いスケジュールの中、私もあるチームに属して参加したのですが、運悪く感染症に罹ってしまったのです。10日間ほど自宅で療養する必要があり、自分が担当する作業が間に合わないと悲観的に考えていたのですが、そんなときにサポートしてくれたのが先輩や後輩でした。私が復帰するまでコンペで発表する図面や文書を整えてくれたり、チームの新メンバーとして加わってくれたりと、本当に助かりました。そのおかげもあり、優秀作に選ばれた3チームの中に入ることができたのです。

仕事のやりがいも自分の成長も、
ぜんぶ挑戦から始まる。

毎日さまざまな業務に取り組んでいますが、これまで手がけたことのない業務に挑戦する機会が訪れた時は、仕事に対するやりがいをひしひしと感じます。今後は、先輩や上司のサポートに頼らず一人でも仕事が進められるよう、お客さまとの打ち合わせの際にはより納得していただける言葉で設計の意図などが説明できたらと思っています。そのために、今は建築資材に関わる多彩な知識を吸収しながら、各々の素材や製品の特徴またはメリットをどう具体的に伝えられるか模索している最中です。また、会社から資格取得のため、資格取得支援制度を活用し、一級建築士の資格を取得する事ができました。

私のOFF

行ったことのない場所へ。

旅行が好きで、友人たちとよく出かけます。旅先を選ぶ基準は、これまで行ったことのない場所!だから、さまざまな地域へ訪れます。最近では、「瀬戸内国際芸術祭2022」の展示作品を観に行くため岡山県の犬島へ。印象に残っているのは、島内にある「犬山製錬所美術館」です。環境のことを考え、自然エネルギーを取り入れた設計に感銘を受けました。

SCHEDULE1日の主な流れ

  • 09:00

    出社

    業務の準備を進める。

  • 10:00

    業務

    図面を作成する。

  • 11:00

    業務

    社内で打ち合わせ。

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    打ち合わせ

    作業の進捗や設計方針について、お客さまと打合せ。

  • 15:00

    業務

    帰社して、打ち合わせの内容をまとめる。

  • 17:00

    業務

    図面を作成する。

  • 19:00

    退社

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