INTERVIEW

リニア中央新幹線という
夢への架け橋をつくる。

#01

土木事業部 土木設計第三部第三 主任

黒田 宗之

MUNEYUKI KURODA

2018年入社

インタビュー

モノの変化を“計算”で
解き明かしたい。

大学生のころは、鉄筋コンクリートの載荷試験や耐力計算を行う研究室に所属。研究を通じて、モノが壊れる際の部材が変化していく過程を計算で追えることに、面白さを感じていました。就職先を考える中、建設コンサルタントなら設計部門で、大学で学んできた「計算」が生かせるのでは?と漠然と思っていたところ、大学で共同研究という形でつながり、興味を持ったのがジェイアール東海コンサルタンツでした。実際に就職活動を進めていくと、会社説明会で出会ったJR東海コンサルタンツの社員はイキイキとした人ばかり。建設コンサルタントの中でも当社のように研究を兼ねて仕事ができる会社は珍しく、研究開発を手掛けたいという自分の想いとも合致して入社を決意しました。

安全な鉄道輸送を果たす使命がある。

入社1年目のときは、東京事業部で新幹線を支える構造物が劣化した際の修繕設計などに従事。業務では設計業務に必要となる地盤調査や測量なども立ち会っていました。思い出深いのは、新幹線が通過する橋桁を調査した際のこと。新幹線の営業時間帯に橋桁の中に入り、劣化状況などを確認。頭の真上では、最高速度で新幹線が走り抜けていきました。列車の振動や風圧を間近で体感し、恐怖心もありましたが鉄道事業のスケールの大きさと、鉄道分野の技術力の高さを感じた瞬間でした。また、この経験を通じて鉄道事業を支える一員として、安心・安全輸送を守り抜かなければと決意を新たにしました。

リニア開通のために、
前例のない橋脚設計に挑む。

現在の部署は、リニア中央新幹線に関わる橋りょう・高架橋・トンネルなどの調査・設計を業務とし、私は長野エリアの橋りょう設計を担当しています。設計のスタートは、発注者に必要な情報をしっかりと確認することから。リニアが1日に何本走るか、風や雪の自然作用を受けるかなど、設計する構造物にかかる負荷を確認していきます。その後、設計作業に進むのですが、以前手掛けた橋脚では前例のない特殊な構造だったため、通常の設計手法が通用せず、困難を極めたことも。そのときは、上司や協力会社と何度も意見交換し、今ある手法を基本に、工夫を重ね、全員が納得する手法を確立。コストを含め建設効率の良い、より合理的な橋脚設計を完成させることができました。

技術士資格を取得し、
さらにステップアップしたい。

リニア中央新幹線の設計に携わることは、一筋縄ではいかないこともありますが、発注者や協力会社に対して、自分で考え主体的に進められているときには成長できているなと思いますね。今後は、さらに成長していくために技術士の資格取得をめざしています。弊社は社内で技術士資格の模擬試験を実施しており、実際の試験で面接官や論文の添削を担当していた社員がチェックし、アドバイスをくれます。この恵まれた環境を活かして技術士に合格し、さらに仕事の幅を広げられるようになりたいです。また、将来的には別の会社に出向して、経験を積んでみたいと思っています。

私のOFF

家族との時間を大切に。

野球が趣味で、観戦するのもプレーするのも好きですね。大学時代の友人たちとチームを組んで、月に1度ほど草野球を楽しんでいます。また子どもと遊んだり、買い物に出かけたり、ときには旅行するなど家族と過ごす時間を大切にしています。最近では伊勢神宮へ出かけ、リフレッシュしてきました。

SCHEDULE1日の主な流れ

  • 09:30

    出社

    1日のスケジュールを確認する。

  • 10:00

    打ち合わせ

    お客さまと打ち合わせ。その内容を、上司に報告・相談する。

  • 12:00

    昼休憩

  • 16:00

    打ち合わせ

    協力会社との打ち合わせの準備をして、その内容を上司に報告・相談する。

  • 18:30

    退社

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