INTERVIEW

古いものをアップデート
したい。
この想いが、
私の原点です。

#03

調査事業部 調査技術部 主席

井端 将崇

MASATAKA IBATA

2019年入社

インタビュー

今あるものを大切にする、
サステナブルな仕事です。

幼いころからテレビのリフォーム番組がお気に入りでした。古かったり不便だったりする家が魅力的な姿に変わり、持ち主が喜ぶ様子を見るのが大好きだったのです。この感覚は「維持管理を通じて既存のものの寿命を延ばす」という今の仕事に通じるところがあると思っています。建築の道にこそ進まなかった私ですが、大学では土木工学、特に道路を専門に学びました。就職先は、橋りょうの設計や土木構造物の維持管理に携わることを軸に、地元の静岡に近い名古屋を中心に考えていました。その中で鉄道にも興味を持ち、最終的に鉄道系コンサル会社である当社を選んだのです。JR東海グループの企業であり、大きな案件に携われることも魅力の一つと感じました。

「土木構造物の安全を確保し続ける」を
この手で現実のものにする。

道路・鉄道橋の点検、責任者としての現場管理が、私の担当業務です。現在は、国土交通省の定める5年に一度の定期点検を、主に目視で、場合によりハンマーで打音を確認しつつ行っています。コンクリートの高い耐久性は、適切な維持管理があってこそ保たれるもの。例えばひび割れなら塗る、埋めるなど、さまざまな方法で補修しています。仕組みを知り、劣化やトラブルの原因が分かるようになって、どんどん仕事が楽しくなってきました。現場責任者としては、協力会社の方が点検作業に加わる場合に、労働災害防止のための「KY(危険予知)」を行います。その甲斐あって、今のところ重大事故につながるヒヤリハットに出くわしたことはありません。

チームで支え合い、
厳しい納期もしっかりクリア。

橋りょうの中でも私が主に担当するのは跨線橋と言って、下に走る鉄道をまたぐようにかかり、上が道路になっているもの。線路はJR、橋や道路は国や県、市など行政の管轄となっているため、間に立つ調整役としての苦労もありますが、そんな時は一人で悩まず、先輩たちの力を借ります。先輩たちは、自分の味わっているような苦労はすでに経験済み。教えてもらったことは、細かいことまで胸に刻んで業務に生かします。またチーム内での連携体制も整っているため、案件が重なり工期が厳しいときも、協力して乗り越えています。そうして点検作業を無事に終え、図面作成など手間のかかる調書までを仕上げて納品した時の安堵感は、思わず息が漏れてしまうほどです。

橋りょう点検、そして設計のプロへ、
まずは目の前のことから。

もともと設計に携わることを夢見てこの業界に入ったのですが、その想いは今に至るまで変わっていません。補修設計は、点検の結果問題があるとわかった箇所に対して行われるもの。橋りょうにどのような変状が出ているのか、点検業務を担当しているからこそ把握できることも多々あるため、今の業務経験を補修設計に活かしたい、という目標を持っています。そのためにはまず知識を増やし、目の前にある業務を迅速にこなして余力を生み出さなければなりません。また自分の可能性を広げるために、技術士の資格を取得することも考えています。相当な難関と言われる試験ですが、夢を貫き通すべく、さまざまなことに意欲的にチャレンジしていきたいです。

私のOFF

日常を離れてリフレッシュ。

会社の先輩とはプライベートでも仲が良く、飲み会やゴルフなどで休日も交流しています。旅行も好きでよく行きますが、特に鉄道オタクというわけではないので、鉄道の旅に限りません。最近では、新婚旅行で訪れたフランスでの体験が印象的でした。

SCHEDULE1日の主な流れ

  • 09:30

    出社

    現場にて点呼。

  • 10:00

    業務

    作業を開始する。

  • 15:00

    業務

    作業を終了する。

  • 17:00

    業務

    片づけを済ませ、退勤の準備をする。

  • 17:30

    退社

  • 08:00

    出社

  • 08:30

    移動

    現地までの移動

  • 10:00

    業務

    現場にて橋りょうの点検に取り組む。

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    業務

    現場にて橋りょうの点検に取り組む。

  • 16:00

    点検終了

  • 17:00

    帰社

    片付け

  • 18:00

    退社

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