Case Study 事例集

中央本線 多治見駅

中央本線 多治見駅

地域産業と融合した駅

多治見駅は岐阜県東濃地域の中核駅であり、中央本線と太多線の交通結節点の駅になります。
多治見市は夏季最高気温40.9℃の記録があり、夏季の暑さ対策として駅舎コンコースは天井を高くし、高窓部分に開放窓等を設置して自然換気を高めた設計としています。自由通路正面には大庇やガラススクリーンを設置して開放的な空間を作っています。
また、窯業の盛んな多治見を表現できるように駅舎正面は大型タイルを採用し、陶器問屋街として栄えた「オリベストリート」をイメージできるように自由通路の窓をランダムに配置してストリートを抜ける路地を表現し、陶器を展示できるスペースも設置しています。

所在地
岐阜県多治見市
竣工年月
平成22年3月
当社業務
建築設計
受賞
鉄道建築協会賞佳作