Case Study 事例集

名古屋工場リニューアル

名古屋工場リニューアル

在来線全般検査工場の
耐震化(リニューアル)

名古屋工場は名古屋駅南西約3kmに位置し、JR東海において在来線車両の全般検査・重要部検査を行う唯一の工場です。
その歴史は古く1890年(明治23年)に設立した関西鉄道四日市工場を前身に持ち、1924年(大正13年)に現在の地に移転してきており、間もなく100年を迎えます。
今後の大きな地震時にも在来線が長期にわたり不通となることがないように全般検査を維持するため、工場内の各建物の建替設計および耐震性を高める補強設計を行いました。
あわせて、設計段階における建物形状配慮により、作業効率の向上や作業環境の改善が図られています。
工事は8年の歳月を経て、建替え(1.4万㎡)・耐震補強(2.3万㎡)が工場を稼働(検修ラインを維持)しながら、行われ、既存部への配慮が最大限に求められました。

所在地
愛知県名古屋市
供用開始
令和4年9月
当社業務
建築設計、監理、軌道配線設計
受賞
鉄道建築協会賞推薦